6月に揚がった『コハダ』の話

2019年7月15日

6月、由良でめずらしく『コハダ』が揚がった日がありました。

由良で揚がるのは、ホントめずらしいんですよ

この「コハダ」も出世魚で

小さいものから、シンコ→コハダ→ナカズミ→コノシロ と名前が変わっていきます。

寿司屋の多い首都圏では寿司ネタとなるコハダサイズが重宝され、高値でやりとりされるようです。

コノシロサイズは小骨が目立つので、あまり需要が少なくやや安値で取引されるんだとか。

しかし、コノシロのサイズになると旨みが強いので、調理の仕方によっては美味しい魚です。

酢との相性がよく、コハダは酢で〆て寿司ネタに、コノシロは酢飯を詰めて姿寿司にするようです。

コハダで検索すると主に「コノシロ」の名前が出てきますが、

この「コノシロ」の名前の由来が面白いんです。

●大量に獲れたため、「飯の代わりにする魚」という意味で『飯代魚(コノシロ)』

●出生児の健康を祈って魚を地中に埋める風習から『児(こ)の代(しろ)』

●娘の結婚を断るために病死したことにして、娘の代わりに“焼くと人体が焦げるような匂いが

する”といわれる魚を棺に入れて火葬したので、その魚は『子(娘)の代(このしろ)』と

呼ばれるようになった

●武士は「この城(このしろ)を食う」と言う響きを忌み、幕府からコノシロを食べることを

禁止されていた。

などいろいろな話がありました。

 

漢字で書くと

祭りに使われる魚なので『鰶』

魚偏に冬と書く『鮗』もコノシロと読みますが、

シンコが出回る夏~秋が旬とされてますが、脂がのるのは冬季だからでしょうか?

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