魚へんに春と書くけれど、冬もおいしいサワラ

2018年9月19日

魚へんに春と書いて「サワラ(鰆)」

字からも読み取れるように、が旬と言われている魚です。

が、「寒鰆」との呼び名があるほど、も旬なのです。

 

なぜ、旬が2つあるのか

 

サワラは回遊魚なので、成長に合わせて住む場所を変え、

決まった時期や季節に広い範囲を同じ経路で移動します。

回遊魚は沿岸を通る時期がその地方の旬となります。

 

に旬なのは、関西方面。

5月~6月に産卵のため、瀬戸内海にサワラが集まります。

大量に獲れることから関西地方では、春が旬とされています。

この時期のサワラは白子や卵に栄養がいくので、身の方は脂が少なくさっぱりとした味です。

そのかわりお腹には真子や白子がたっぷりつまっていますので、

白子は白味噌仕立てのお味噌汁に、真子は醤油で煮付けたりといろいろ味わえます😋

岡山県の郷土料理「バラ寿司」も有名ですね。

 

関東では、産卵期前の脂がのった時期、が旬となります。

「サワラの刺身は皿までなめる」と言われるほど、サワラの刺身は格別です。

まして、冬のサワラは産卵期前、寒い海を泳いで引き締まった身には脂がたっぷりと乗り、

刺身にすると口の中でとろけるような柔らかさと旨味が広がります。

白身の味を楽しむのなら、冬の「寒鰆」がオススメです。

 

昔は東北では揚がらない魚でしたが、

温暖化の影響なのか、庄内浜でもサワラが揚がります。

神経〆されたサワラ↗

庄内では秋~冬にかけて揚がります。

独自の活〆と神経抜きの技術により一般より長い期間高鮮度を保てるようになりました。

身も柔らかく、しゃりとの相性も良いということで、

握り寿司のネタとしても需要が高まってきています。

 

産卵後の夏のサワラはオススメしませんが、

それ以外の春から初夏、晩秋から冬のどちらもそれぞれ美味しい魚ですよ

 

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